• アンケート調査

2025.02.10

【2025年版】シニアの通信販売に関する本音と実態調査レポート

本レポートでは、50代以上のシニア層を対象とした通信販売の利用に関するアンケート調査結果を分析しました。購入経験、利用頻度、決済方法、選択基準など、幅広い視点での調査データをもとに、シニア層の通販利用の実態と今後の展開に向けた手がかりを提供します。

【2025年版】シニアの通信販売に関する本音と実態調査レポート
  • シニア層のネットショッピング活用状況と利用実態
  • 慎重な購買判断と計画的な消費行動の特徴
  • 安心・安全を重視した決済方法の選択傾向

この1年以内に通信販売を利用して商品を購入しましたか(有効回答者数:441名)

この1年以内に通信販売を利用して商品を購入しましたか(有効回答者数:441名)

通信販売の利用者は56.7%となっており、シニア層における通信販売の普及が進んでいることが確認できます。未利用者は39.2%で、「分からない」の回答は4.1%でした。

利用者の過半数がインターネットショッピングを活用している一方で、未利用者層も依然として一定数存在しています。未利用者の多くは、実店舗での購入を好む傾向や、オンライン取引への不安を持っていると考えられます。

このため、利用者層の拡大には、安全性の訴求や、利用メリットの分かりやすい説明が重要です。また、サポート体制の拡充も検討する必要があります。

利用した通信販売の種類を教えてください(複数回答可)(有効回答者数:250名)

利用した通信販売の種類を教えてください(複数回答可)(有効回答者数:250名)

インターネットショッピングの利用が52.8%と最も高く、シニア層のデジタル化が着実に進んでいることを示しています。従来型のカタログ通販も30.4%と一定のシェアを維持しており、特に商品の詳細な説明や写真での確認を重視する層に支持されています。一方、折込チラシ(10.0%)やラジオショッピング(4.0%)の利用は限定的です。

この結果から、オンラインとオフラインを組み合わせたマルチチャネル戦略の重要性が見えてきます。特に、商品情報の提供方法やユーザーインターフェースの改善が、さらなる利用促進につながると考えられます。

通信販売を利用する頻度を教えてください(有効回答者数:250名)

通信販売を利用する頻度を教えてください(有効回答者数:250名)

最も多い利用頻度は「数か月に1回程度」で46.8%を占め、次いで「月に1回程度」が26.4%となっています。頻繁な利用である「週に1回程度」(5.2%)や「週に数回」(1.2%)は少数派です。

この結果は、シニア層が計画的かつ慎重な購買行動を取る傾向を示しています。また、日用品などの定期的な購入よりも、必要性を十分に検討した上での購入を好む傾向が読み取れます。

このような購買パターンに合わせて、季節商品の提案や定期購入プランの設計を行うことが、販売促進に効果的と考えられます。

本レポートは現在一部のみを公開しております。
完全版のレポートはPDFで無料配布しておりますので、
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調査概要

調査対象 「コスモラボ」のアンケートモニター
調査地域 全国
調査方法 ネットリサーチ
調査時期 2024年10月
回答者数 441
調査会社 コスモラボ ( コスモヘルス株式会社 )