• アンケート調査

2025.10.01

【無料配布】シニア向け住宅と介護サービス意識調査レポート 2025年

本レポートでは、50歳以上のシニア層を対象に、現在の住環境への不満感や、介護サービスへの関心、将来の住み替え意向などについて、意識と実態調査を実施しました。シニア世代の住まいと介護に関する課題と要望が明らかになりました。

【無料配布】シニア向け住宅と介護サービス意識調査レポート 2025年
  • 安全性への根深い不安
  • 現在は自立、将来は柔軟な支援を希望
  • 費用負担への強い懸念

現在のお住まいについて、不満に思う点はありますか?(複数回答可)(有効回答者数:531名)

現在のお住まいについて、不満に思う点はありますか?(複数回答可)(有効回答者数:531名)

「火災や地震があったら耐えられるか不安」(36.7%)が最多で、「防犯面が心配」(32.4%)や、「スーパーやドラッグストアが家から遠い」(27.1%)が続きます。「段差が多く、つまずきや転倒が心配」(20.5%)や、「冷暖房が十分でなく夏は暑く、冬は寒い」(17.9%)も一定数挙げられています。災害への不安が最も高い結果は、近年の自然災害の頻発がシニア世代の住環境への意識に大きな影響を与えていることを示しています。

防犯面の心配も3分の1近くが抱えており、身体能力の低下に伴う防犯力への懸念があることが窺えます。生活利便性では買い物アクセスが主な課題として挙げられ、バリアフリーや快適性への不満も2割前後が感じています。これらの結果は、シニア世代の住環境において、安全性、利便性、快適性の総合的な改善が求められていることを明確に示しています。

 

現在の生活において、日常生活で支援や介護がどの程度必要ですか?(有効回答者数:531名)

現在の生活において、日常生活で支援や介護がどの程度必要ですか?(有効回答者数:531名)

「自立しており、介護や支援は特に必要ない」(90.6%)が圧倒的多数を占め、「要支援・要介護認定を受けている」(4.3%)や、「一部の家事や外出に、家族やヘルパーのサポートが必要」(4.1%)は少数にとどまります。

約1割が何らかの支援や介護を必要としている現実があり、この層への適切なサポート体制の整備が重要です。圧倒的多数が自立している状況は、将来への備えや予防的な支援への関心が高まる基盤となっており、自立を維持しながら必要時に適切な支援を受けられる体制づくりの重要性を示唆しています。

 

将来的にどのような介護サービス・サポートに興味がありますか?
(すでに介護サービス・サポートを受けている方は、現在の状況に近いものを選択)(有効回答者数:503名)

将来的にどのような介護サービス・サポートに興味がありますか? (すでに介護サービス・サポートを受けている方は、現在の状況に近いものを選択)(有効回答者数:503名)

「必要時にサポート有:見守りがあり、必要に応じて介護サービスを利用できる」(39.4%)と「自立中心:バリアフリーや安否確認、交流や生活支援サービスがある」(38.4%)がほぼ同水準でトップを占めます。「介護常駐:介護スタッフが常駐し、医療機関と連携している」(8.0%)は少数派で、「その他」(14.3%)も一定数存在します。

この結果は、シニア世代が完全な介護依存ではなく、自立を基盤とした柔軟な支援体制を求めていることを明確に示しています。必要時のサポートと自立中心のサービスがほぼ同等の支持を得ている状況は、個人の状況や価値観によって求める支援レベルが異なることを表しており、多様なニーズに対応できるサービス設計の重要性を物語っています。

本レポートは現在一部のみを公開しております。

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調査項目

  • 現在の住まいの不満
  • 日常生活で支援や介護がどの程度必要か
  • 興味のある介護サービス・サポート
  • 負担できると思うシニア向け住宅の費用
  • シニア向け住宅のサービスの中で気になるもの
  • 施設への入居や住み替えにあたり、不安に思うこと

調査概要

調査対象 「コスモラボ」のアンケートモニター
調査地域 全国
調査方法 ネットリサーチ
調査時期 2025年8月27日
回答者数 531
調査会社 コスモラボ ( コスモヘルス株式会社 )