- アンケート調査
2025.08.27
【無料配布】シニア層の肌の乾燥実態と対策意識調査レポート 2025年
本レポートでは、50歳以上のシニア層を対象に、肌の乾燥に関する意識と実態調査を実施しました。乾燥の時期・部位や、使用アイテム、ケア効果の実感、情報ニーズなど、シニア世代の肌乾燥問題と対策の実情が明らかになりました。

- 約8割が実感する秋冬の肌乾燥
- 身近で継続しやすいケアアイテムの選択
- 実用性重視の選定基準
秋〜冬に肌の乾燥を感じますか?(有効回答者数:729名)
「感じる」(51.4%)が過半数を占め、「時々感じる」(28.4%)と合わせると約8割が乾燥を実感しています。「あまり感じない」(17.0%)や、「全く感じない」(3.2%)は少数派です。この圧倒的な割合は、シニア世代にとって秋冬の肌乾燥が避けられない現実であることを物語っています。
加齢に伴う皮脂分泌の減少や角質層の保水機能低下に加え、暖房使用による室内の乾燥や、寒冷な外気への露出などが複合的に作用していると考えられます。この結果は、シニア世代の多くが季節性の肌トラブルを抱えており、適切な乾燥対策が生活の質向上につながる重要な課題であることを示しています。
乾燥しやすいと感じる部位はどこですか?(複数回答可)(有効回答者数:582名)
「顔」(61.9%)が最多で、「かかと・足裏」(53.1%)や、「手の甲・指先」(46.7%)が続き、「ひじ・ひざ」(27.5%)や、「すね」(24.7%)、「背中」(17.2%)と続きます。露出部位や摩擦が生じやすい部位に乾燥を感じやすい傾向が明確です。
顔の乾燥が最も多い理由は、常に外気にさらされることに加えて、洗顔やスキンケアによる刺激、紫外線の影響などが考えられます。手足の末端部位も血行不良や角質の硬化により乾燥しやすいことも影響していると推察されます。この結果は、部位別の特性に応じた乾燥対策の必要性を示しており、全身ケアよりも重点的なケアが求められていることが示唆されます。
乾燥によって感じる症状を教えてください(複数回答可)(有効回答者数:582名)
「かゆみ」(47.4%)が最多で、「しわっぽさ」(38.1%)や、「粉ふき」(36.4%)、「皮むけ」(25.3%)が続きます。身体の状態の変化に加えて、感覚的な不快症状も一定数見られ、乾燥が複合的な問題として存在していることが明らかです。
かゆみが最も多い症状として挙げられているのは、乾燥による皮膚のバリア機能低下が神経を刺激するためと考えられます。外見的な変化である「しわっぽさ」や「粉ふき」は、シニア世代にとって美容面での懸念につながる重要な症状です。これらの多様な症状は、単純な保湿だけでなく、皮膚の修復機能をサポートする総合的なケアアプローチの必要性を示唆しています。
調査項目
- 秋〜冬の肌乾燥の実感
- 肌の乾燥を感じる部位と症状、時期
- 肌の乾燥対策として使っているケア用品と購入金額
- 行っている乾燥対策の効果
- 保湿アイテムでの購入場所と重視するポイント
- 乾燥対策に関連する情報で興味があるもの
調査対象 | 「コスモラボ」のアンケートモニター |
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調査地域 | 全国 |
調査方法 | ネットリサーチ |
調査時期 | 2025年7月30日 |
回答者数 | 729 |
調査会社 | コスモラボ ( コスモヘルス株式会社 ) |