- アンケート調査
2025.07.10
【無料配布】シニア層のネットスーパー利用実態調査レポート 2025年
本レポートでは、シニア層を対象にネットスーパーに関する意識と実態調査を実施しました。従来の買い物スタイルと新しい購買手段の間に横たわる課題・可能性が明らかになりました。

- 定期的な買い物が生活リズムの一部
- 約9割が示すネットスーパー未体験の現実
- 過半数が示す関心の低さと潜在的可能性
普段の買い物の手段を教えてください(複数回答可)(有効回答者数:339名)
「自家用車」(87.0%)が圧倒的多数を占め、「徒歩」(16.5%)や、「自転車」(9.4%)を大きく引き離しています。「バス・電車などの公共交通機関」(2.9%)はわずかで、シニア層の買い物行動が自家用車に強く依存している実態が明確です。
重い荷物の運搬や天候に左右されない移動の自由度を考慮すると、自家用車による買い物スタイルがシニア世代にとって最適解となっていることが読み取れます。
週に何回くらいスーパーに買い物に出かけますか(有効回答者数:339名)
「週1〜2回」(41.6%)が最多で、「週3〜4回」(36.3%)、「ほぼ毎日」(19.5%)と続き、上位3項目で約97%を占めています。
「週1〜2回」の層は、まとめ買い志向があり、計画的に買い物をしている可能性が高いです。一方で、「週3〜4回」と「ほぼ毎日」の層は、新鮮なものをこまめに買いたい志向や、徒歩圏内で生活が完結しているシニア層などが含まれると推測されます。
「月に数回」や「ほとんど行かない」がほぼ皆無である点からも、実店舗での買い物がシニア層の生活に深く根ざしていることが明らかです。
買い物で困っていることはありますか(複数回答可)(有効回答者数:339名)
「特に困っていない」(54.3%)が過半数を占める一方で、「重い荷物を運ぶのが大変」(28.9%)や、「店まで遠い」(14.7%)、「天気や気温に左右される」(13.9%)といった物理的課題も一定数存在します。
現状では大きな不満はないものの、約3割が重い荷物の持ち運びに困っているという事実は注目すべき点です。これらの物理的負担は、ネットスーパーが解決できる具体的なペインポイントであり、適切なアプローチによる需要創出の可能性を示唆しています。
調査概要
調査対象 | 「コスモラボ」のアンケートモニター |
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調査地域 | 全国 |
調査方法 | ネットリサーチ |
調査時期 | 2025年5月14日 |
回答者数 | 339 |
調査会社 | コスモラボ ( コスモヘルス株式会社 ) |