- アンケート調査
2025.09.02
【無料配布】シニア層の敬老の日と加齢意識実態調査レポート 2025年
本レポートでは、50歳以上のシニア層を対象に「敬老の日」や加齢意識に関する意識と実態調査を実施しました。同居状況や、プレゼントの実態、加齢への不安要素、若さ維持への意識、新たな挑戦など、シニア世代の価値観と生活実態が明らかになりました。

- 定着していない敬老の日のプレゼント習慣
- 実用性と体験を重視するプレゼント選好
- 健康面への圧倒的な不安感
現在の同居状況を教えてください(有効回答者数:591名)
「配偶者と二人暮らし」(41.1%)が最多で、「子ども・孫と同居」(23.5%)、「一人暮らし」(18.6%)、「それ以外」(16.8%)と続きます。シニア世代の生活形態は夫婦中心の世帯が主流ですが、約2割が単身生活を送っている現実も確認されました。配偶者との二人暮らしが4割を占める結果は、子どもの独立後に夫婦だけの生活に移行する典型的なライフステージを反映しています。
一方で、約2割が一人暮らしをしている状況は、配偶者との死別や離婚、未婚などの要因により、孤立リスクを抱えるシニアが一定数存在することを示しており、社会的支援の必要性を示唆しています。多世代同居も4分の1近くあり、家族形態の多様化が進んでいることが分かります。
これまでに「敬老の日」に何かプレゼントをもらったことはありますか?(有効回答者数:591名)
「もらったことはない」(54.8%)が過半数を占め、「毎年もらっている」(21.8%)と、「たまにもらう」(20.3%)を大きく上回っています。「覚えていない」(3.0%)も存在し、敬老の日の贈答習慣は限定的です。過半数がプレゼントを受け取った経験がない結果は、敬老の日が商業的には注目されているものの、実際の家族間でのやり取りとしては定着していない現実を示しています。
約2割が毎年受け取っている一方で、大多数が経験していない状況は、家族関係や世代間交流の在り方に大きな個人差があることを表しています。
「もらって嬉しい」と思うプレゼントを教えてください(複数回答可)(有効回答者数:591名)
「美味しいもの(食品・飲料・酒類など)」(47.5%)が最多で、「実用的なもの(日用品・衣類など)」(42.3%)、「体験型のもの(旅行・外食・イベント)」(28.6%)が続きます。「感謝の言葉や会う時間」(27.4%)や、「形に残るもの(写真・アルバム・手紙など)」(13.5%)も一定の支持を集めています。
実用性と体験価値を重視する傾向が明確で、モノよりも日常生活での活用や楽しみを重視していることが分かります。食べ物への関心の高さは、家族との食事や味覚を通じた楽しみを大切にするシニア世代の価値観を反映しています。感謝の言葉や時間も重視されており、精神的なつながりや心の交流を求める気持ちも強いことが確認されました。
調査項目
- 現在の同居状況
- 「敬老の日」のプレゼント受領経験
- もらって嬉しいと感じるプレゼント
- 年齢を重ねることへの不安の有無と具体的な内容
- 若さを保つために行っていること、今後取り入れたいこと
- 若い頃に想像していた今の自分との比較
調査対象 | 「コスモラボ」のアンケートモニター |
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調査地域 | 全国 |
調査方法 | ネットリサーチ |
調査時期 | 2025年8月13日 |
回答者数 | 591 |
調査会社 | コスモラボ ( コスモヘルス株式会社 ) |