- アンケート調査
2025.07.18
【無料配布】シニア層の移動手段と外出行動の実態調査レポート 2025年
本レポートでは、50代以上のシニア層を対象とした移動手段や外出頻度に関する実態調査を実施しました。移動目的や手段、課題、支援ニーズなど多角的な観点から、シニア世代の移動行動の実情が明らかになりました。

- 圧倒的多数を占める自家用車への依存
- 活発な外出頻度を示すシニア世代
- 経済的負担への配慮が利用促進の鍵
どのくらいの頻度で外出をされますか(有効回答者数:436名)
「ほぼ毎日」(71.1%)が圧倒的多数を占め、「週3〜4回」(20.2%)、「週1〜2回」(6.7%)と続きます。約7割のシニアが日常的に外出している結果は、従来のイメージを覆すほど活発な外出行動を示しています。
この高い外出頻度は、多様な目的による外出ニーズがあることを物語っており、外出機会の確保がシニア世代の生活維持にとって極めて重要であることが浮き彫りになりました。
主な外出の目的は何ですか(複数回答可)(有効回答者数:436名)
「買い物」(79.8%)が最多で、「仕事・ボランティア」(50.2%)、「友人との交流」(33.5%)が続きます。買い物が約8割を占める結果は、日常生活の基本的な需要が外出の主たる動機となっていることを示しています。
同時に、仕事やボランティア活動を通じた社会参加や、友人との交流といった社会的つながりを求める外出も多く、シニア世代にとって外出が生活の質と社会参加の両面で重要な役割を果たしていることが明らかです。
現在、日常生活でよく利用している移動手段を教えてください(複数回答可)(有効回答者数:436名)
「自家用車・バイク」(89.0%)が9割近くを占め、「徒歩」(26.6%)、「自転車」(12.8%)を大きく引き離しています。この圧倒的な自家用車依存は、移動における自立性と利便性への強いニーズを反映しています。
天候に左右されず、荷物の運搬が可能で、目的地まで直接移動できる自家用車の利便性が、シニア世代の生活スタイルに不可欠となっていることが分かります。一方で、この高い依存度は、将来的な運転能力の低下に伴う移動手段の確保が重要な課題となることも示唆しています。
調査概要
調査対象 | 「コスモラボ」のアンケートモニター |
---|---|
調査地域 | 全国 |
調査方法 | ネットリサーチ |
調査時期 | 2025年7月2日 |
回答者数 | 436 |
調査会社 | コスモラボ ( コスモヘルス株式会社 ) |