• アンケート調査

2025.06.11

【2025年版】シニア層の自動車利用実態調査レポート

本レポートは、50代以上のシニア層を対象とした自動車に関するアンケート調査結果を分析しました。車の所有状況や、利用目的、購入時の重視点、運転支援機能への関心など、多角的な視点からシニア世代の自動車利用実態と今後への意向が明らかになりました。

【2025年版】シニア層の自動車利用実態調査レポート
  • 約9割が現在も自分で車を運転
  • 約7割が「踏み間違い防止」機能を希望
  • 約9割が免許返納を「まだ考えていない」

ご自身またはご家族で車を所有されていますか(有効回答者数:283名)

ご自身またはご家族で車を所有されていますか(有効回答者数:283名)

「車を所有しており、自分で運転している」が86.9%と圧倒的多数を占め、シニア層の多くが日常生活で車を利用しています。「車を所有しているが、自分は運転していない」(8.1%)や「過去に所有していたが、今は持っていない」(2.8%)は少数にとどまり、車が生活インフラの一部である実態が窺えます。

シニア層にとって車の運転継続は、単なる移動手段を超えて、自立した生活を維持するための重要な要素となっていると考えられます。この高い運転継続率は、公共交通機関の利便性や代替移動手段の整備状況とも関連していると推測されます。

 

主にどのような目的で車を利用されていますか(複数回答可)(有効回答者数:269名)

主にどのような目的で車を利用されていますか(複数回答可)(有効回答者数:269名)

「買い物」(90.3%)が最も多く、次いで「通院」(55.8%)、「趣味・レジャー」(55.0%)、「友人・知人との集まり」(50.9%)、「通勤」(43.9%)が続きます。生活を維持するための手段として車を利用している回答者が多く、公共交通機関では補えない日常的な移動ニーズが強く存在することが示唆されます。

特に、買い物・通院の比率の高さはシニア層の生活パターンを反映しており、これらの機会を失うことへの不安が免許返納をためらう要因の一つになっていると考えられます。趣味・レジャーや社会的交流も半数以上が挙げており、車が生活の質の維持にも重要な役割を果たしています。

 

直近で購入された車の価格帯を教えてください(有効回答者数:269名)

直近で購入された車の価格帯を教えてください(有効回答者数:269名)

「100万円〜200万円未満」が37.2%で最も多く、「200万円〜300万円未満」(26.4%)、「100万円未満」(20.1%)と続き、200万円未満での購入が57.3%を占めます。「わからない」(7.1%)も一定数存在し、価格への意識が低い層や家族主導の購入も想定されます。

シニア層の車購入において、比較的リーズナブルな価格帯が選ばれる傾向があり、必要最低限の機能を備えた実用的な車種への需要が高いことが窺えます。一方で300万円以上の購入者も一定数存在しており、経済的余裕のある層では高機能・高品質な車への投資も行われていることが分かります。

本レポートは現在一部のみを公開しております。
完全版のレポートを無料配布しておりますので、
続きは下部のお問い合わせフォームよりダウンロードしてください。

調査概要

調査対象 「コスモラボ」のアンケートモニター
調査地域 全国
調査方法 ネットリサーチ
調査時期 2025年4月30日
回答者数 283
調査会社 コスモラボ ( コスモヘルス株式会社 )