- アンケート調査
2025.10.27
【無料配布】シニア層の食の楽しみ方実態調査レポート 2025年
本レポートでは、50歳以上のシニア層を対象に、生活状況と食事スタイル、食費の変化や健康志向、今後利用したいサービスなどについて調査しました。シニア世代における食の楽しみ方や課題、今後のニーズが明らかになりました。
- 自炊中心の食生活が7割超
- 健康と栄養意識の高さが際立つ
- 食費増大と節約意識が並存
現在の生活状況について教えてください(有効回答者数:722名)

「家族と同居」(42.7%)が最多で、次いで「夫婦二人暮らし」(34.9%)が続きました。「一人暮らし」(20.6%)も2割を超えており、単身世帯の存在感が大きいことが特徴です。
同居世帯では家族との食事が習慣化しやすい一方、単身世帯では食事の簡便化や孤食傾向が強まりやすく、食生活の質に影響を及ぼす可能性があります。家族形態が食習慣や食費、健康意識に直結していることが示唆され、今後の支援策は世帯構成に応じたアプローチが必要と考えられます。
普段の食事スタイルについて、最も多いものを選んでください(有効回答者数:722名)

「自炊」(76.3%)が圧倒的多数で、生活基盤としての自宅調理がシニア世代に強く定着していました。「家族が用意」(17.5%)も一定数存在し、家庭内での役割分担や配偶者依存もみられます。
「外食」(2.2%)や「お取り寄せ・宅配サービス」(1.5%)はごく少数にとどまり、外部サービス依存は限定的です。全体として、食事は自宅中心の習慣が根付いており、健康や節約の観点からも自炊の位置づけが重要であることが示唆されます。
自炊をする頻度はどのくらいですか(有効回答者数:722名)

「ほぼ毎日」(77.0%)が大多数を占め、シニア世代にとって自炊は生活の中心的行動となっています。「週に4〜5日」(7.5%)や「週に2〜3日」(5.1%)を合わせても1割強にとどまり、「ほとんどしない」(10.4%)は少数派です。
高い自炊率は健康管理や食費節約への意識の高さを反映している一方、単身世帯では簡便化や調理負担の課題も抱えていると考えられます。
今後は簡単調理や半調理品の活用が、負担軽減と継続的自炊支援の鍵になるでしょう。
調査項目
- 現在一緒に暮らしている家族
- 普段の食事スタイル
- 自炊頻度や外食、お寄り寄せの利用頻度
- 食事で意識していること
- 最近1年間で増えたと感じる食費の項目
- これから力を入れたい食の分野
- これから利用したいサービス
| 調査対象 | 「コスモラボ」のアンケートモニター |
|---|---|
| 調査地域 | 全国 |
| 調査方法 | ネットリサーチ |
| 調査時期 | 2025年9月17日 |
| 回答者数 | 722 |
| 調査会社 | コスモラボ ( コスモヘルス株式会社 ) |