• アンケート調査

2025.05.29

【2025年版】シニア層の不用品買取に関する実態調査レポート

本レポートでは、50代以上のシニア層を対象に、ごみ削減やリサイクル、不用品買取の行動実態に関するアンケート調査を実施し、環境意識の傾向と今後の示唆を導きました。

【2025年版】シニア層の不用品買取に関する実態調査レポート
  • 約9割がマイバッグ・マイボトルを活用
  • 不用品の再利用は"譲る"が最多
  • 約4割が買取サービス利用に関心あり

普段の生活で行っている「ごみを減らす工夫」を教えてください(複数回答可)(有効回答者数:477名)

普段の生活で行っている「ごみを減らす工夫」を教えてください(複数回答可)(有効回答者数:477名)

「マイバッグ・マイボトルを持ち歩く」(89.1%)が最多で、次いで「詰替商品(シャンプーなど)を使う」(77.6%)、「必要以上のものは買わない」(55.3%)と続きます。買い物時の行動において、ごみを減らす工夫が浸透している様子が見られます。また「使い捨ての食器やカトラリーを使わない」(43.8%)や「エコ包装(食品トレイなど)の商品を選ぶ」(32.7%)も多く、商品選択の段階で環境負荷を考慮している傾向が示唆されます。

シニア層の環境意識の高さと、実生活でのエコ行動の実践率の高さが特徴的です。特にマイバッグやマイボトルの持参率が約9割に達している点は、レジ袋有料化などの社会的変化と相まって定着した習慣と考えられます。

 

使わなくなった衣類や日用品などを、再利用した経験はありますか(複数回答可)(有効回答者数:477名)

使わなくなった衣類や日用品などを、再利用した経験はありますか(複数回答可)(有効回答者数:477名)

最多は「家族や友人に譲った」(47.4%)で、次いで「古着回収ボックス(自治体・店舗など)に入れた」(39.4%)、「リサイクルショップ・フリマアプリ・ネットオークションで売った」(37.9%)という結果となりました。信頼関係に基づく譲渡や、自治体・販売システムを活用した手放し方が主流であり、シニア層の中で再利用行動が広く浸透していることが分かります。

特に友人や家族への譲渡が最多である点は、「大切に使ってきたものを、信頼できる人にも大切に使ってほしい」という思いの表れと考えられます。一方、フリマアプリやネットオークションの活用も一定数あり、デジタルツールを活用したリユースにも抵抗感が少なくなっている傾向が窺えます。

 

洋服や日用品を買うときに意識していることはありますか(複数回答可)(有効回答者数:477名)

洋服や日用品を買うときに意識していることはありますか(複数回答可)(有効回答者数:477名)

「長く使えるものを選ぶ」(68.6%)が最多で、耐久性が購買行動の判断基準になっていることが分かります。「詰替用があるか確認する」(51.8%)や「エコや環境に配慮した商品を選ぶ」(32.7%)も多く、購入段階から環境配慮を意識した行動が見られます。「リユース品(中古品)を買う」(19.7%)や「修理できるものを選ぶ」(16.6%)といった選択肢もあり、無駄を減らす志向が読み取れます。

シニア層の消費行動として特徴的なのは、耐久性を重視する傾向で、流行に左右されない長期間使用できる商品を選ぶ姿勢が表れています。購入時点から廃棄時までを見据えた選択をしている点も、持続可能な消費の観点から注目すべき傾向です。

本レポートは現在一部のみを公開しております。
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調査概要

調査対象 「コスモラボ」のアンケートモニター
調査地域 全国
調査方法 ネットリサーチ
調査時期 2025年4月30日
回答者数 477
調査会社 コスモラボ ( コスモヘルス株式会社 )