• アンケート調査

2026.05.29

【2026年版】シニア層のサプリメントに関する実態調査レポート

本レポートでは、50歳以上のシニア層を対象に、サプリメントの利用状況、興味のある種類、体の悩み、選ぶときに重視する点、通販への不安、継続意向について調査しました。サプリメントはすでに生活の一部になりつつある一方で、選び方や安全性への不安が利用拡大の壁になっている実態が見えてきました。

【2026年版】シニア層のサプリメントに関する実態調査レポート
  • サプリメントは身近な習慣になりつつある
  • 関心の中心は、日々の不調と加齢不安への備え
  • 選ぶ決め手は安心感で、相談のしやすさが不足している

現在、健康のためにサプリメントを飲んでいますか?(有効回答者数:1211名)

現在、健康のためにサプリメントを飲んでいますか?(有効回答者数:1211名)
「毎日飲んでいる」(41.0%)が最も高く、「以前は飲んでいたが、今は飲んでいない」(24.9%)、「飲んだことはない」(21.1%)が続きました。「たまに飲んでいる」(9.4%)、「週に数回飲んでいる」(3.6%)を含めると、現在利用層もかなり厚いことが分かります。

サプリメントは一部の健康意識の高い人だけのものではなく、シニア層にとってかなり身近な選択肢になっています。同時に、中断経験者も少なくないことから、始めること以上に“続ける価値を感じられるか”が重要なテーマといえそうです。

現在、サプリメントを飲んでいる方→興味のあるサプリメントの種類は?(複数回答可)(有効回答者数:654名)

現在、サプリメントを飲んでいる方→興味のあるサプリメントの種類は?(複数回答可)(有効回答者数:654名)
現在飲んでいる人が興味を持つ種類では「腸内環境・乳酸菌系」(46.5%)が最も高く、「関節・ひざ・腰ケア系」(35.3%)、「血液・生活習慣サポート系」(33.5%)、「目の健康サポート系」(32.1%)が続きました。

すでに利用している人ほど、より具体的な悩みや体感に近いカテゴリへ関心が向いています。単なる健康維持から一歩進んで、“自分の不調に合うものを選びたい”という意識が強まっていると考えられます。

現在、サプリメントを飲んでいない方→興味のあるサプリメントの種類は?(複数回答可)(有効回答者数:1211名)

現在、サプリメントを飲んでいない方→興味のあるサプリメントの種類は?(複数回答可)(有効回答者数:1211名)
非飲用層を含む関心では「関節・ひざ・腰ケア系」(31.9%)、「目の健康サポート系」(28.1%)、「腸内環境・乳酸菌系」(27.5%)が上位でした。一方で「まだ特に決めていない」(23.9%)も一定数います。

関心はあるものの、具体的に何を選べばよいかまでは定まっていない人が多いことが分かります。だからこそ、“悩み別に分かりやすく整理された提案”があるかどうかが、利用の後押しになりやすい領域です。

ご自身の体で、特に気になっていることは何ですか?(複数回答可)(有効回答者数:1211名)

ご自身の体で、特に気になっていることは何ですか?(複数回答可)(有効回答者数:1211名)
気になることでは「血圧・血糖値・コレステロール」(49.5%)が最も高く、「ひざ・腰・関節の違和感」(46.2%)、「目のかすみ・疲れ・見えにくさ」(42.6%)が続きました。「免疫力UP・風邪予防」(26.8%)や「骨・カルシウム不足」(20.3%)も一定数あります。

サプリメントへの関心は、抽象的な健康志向というより、加齢とともに増える具体的な不調や将来不安に結びついています。悩みの種類が広いため、ひとつの訴求だけではなく、目的別の導線設計が重要になりそうです。

サプリメントを飲む主な目的は何ですか?(複数回答可)(有効回答者数:1211名)

サプリメントを飲む主な目的は何ですか?(複数回答可)(有効回答者数:1211名)
目的では「今の健康を維持したい」(55.7%)が最多で、「できるだけ長く元気に過ごしたい」(50.3%)、「年齢による衰えを感じている」(35.5%)、「将来の健康が心配」(25.7%)が続きました。

サプリメントは“症状が出てから使う対策”というより、“先回りして備えるもの”として受け止められています。今すぐ治したい悩みだけでなく、今後の衰えや生活の質の低下を穏やかに防ぎたいという意識が背景にあるようです。

調査概要

調査対象 「コスモラボ」のアンケートモニター
調査地域 全国
調査方法 ネットリサーチ
調査時期 2026年2月25日
回答者数 1211
調査会社 コスモラボ ( コスモヘルス株式会社 )
総評 本調査から、サプリメントはシニア層にとってかなり身近な健康習慣になっていることが分かりました。「毎日飲んでいる」(41.0%)を中心に現在利用層は厚く、「以前は飲んでいたが、今は飲んでいない」(24.9%)も多いことから、利用経験は非常に広い範囲に及んでいます。関心の背景には、「血圧・血糖値・コレステロール」(49.5%)、「ひざ・腰・関節の違和感」(46.2%)、「目のかすみ・疲れ・見えにくさ」(42.6%)といった加齢に伴う具体的な悩みがありました。目的も「今の健康を維持したい」(55.7%)、「できるだけ長く元気に過ごしたい」(50.3%)が中心で、サプリメントは将来不安への備えとして選ばれています。一方で、選ぶときに最重視されるのは「安全性・信頼できる会社」(69.6%)であり、価格や成分の分かりやすさも重要視されています。つまり、興味があっても“良さそうだから買う”のではなく、“安心して続けられるか”を総合的に見て判断していることが分かります。通販では「相談できないのが不安」(63.2%)が最大の壁で、飲用時の不安でも「本当に自分に合うか」(60.2%)、「効果を感じられるか」(55.6%)、「飲み続けて安全か」(55.4%)が高く出ました。便利さは理解されていても、納得しながら選べる環境がまだ不足しているといえます。総じて、シニア層のサプリメント市場では“関心がない”のではなく、“選び方に確信が持てない”ことが最大の障壁です。安全性、価格、効果、服薬との相性まで含めて分かりやすく説明し、個々の悩みに沿った提案ができるかどうかが、今後の利用拡大と継続率向上の鍵になると考えられます。